これはザッパとエアニが一緒に仕事をした最後のレコードである。また、これは知られているDaytoneレーベルの最後のリリースであり、エアニがパルのスタジオで働いた最後の仕事でもあった。明らかに、この種の音楽とレコーディング・スタジオは廃れようとしていた。Dance Forever Moreはザ・ファロスのPintorをカスタネットなしでスローにしたようなものだった。Louie De Loopは非常に開放的なドラム・サウンドを持つスタンダードな3コードのインストゥルメンタルだった。

 ザッパがバフからこのスタジオを購入(1964年8月1日購入?)したのは、この仕事から2ヶ月も経たないうちのことだった。スタジオはスタジオZとして知られるようになった。少なくともこの時期に録音された非常に音のこもったテープが1本は存在している。ザッパは主に映画「Captain Beefheart Vs. The Grunt People」、ロック・オペラ「I Was A Teen-age Malt Shop」、カリフォルニア州クレアモントのポモナ・カレッジのラジオ局KSPCのための「The Uncle Frankie Show」の録音の準備にスタジオZを使用した。

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