この珍しいシングルは、アメリカではリリースされなかった。2曲とも元々はアルバム 「The Best Band You Never Heard In Your Life」に収録されていた。このシングルは、スイスで9位を記録した。「Stairway To Heaven」は、サンプリングされた声や音を多用した、バンドにとって非常に珍しい曲である。伝統的な「Tarantella Napoletana」、ジョン・ウォルター・ブラットンとジミー・ケネディの「Teddy Bears' Picnic」、マービン・ハトリーの「Dance Of The Cuckoos」、ネルソン・リドルの「The Untouchables」などが引用されている。ヴォーカルはアイク・ウィリスが担当した。冒頭の2分13秒はウィーン、次の6分8秒はフィレンツェ、最後の0分59秒はロンドンからの音である。レッド・ツェッペリンでジミー・ペイジが弾いていたギターソロの部分をホーンセクションが演奏している。
モーリス・ラヴェルの「Bolero」がレゲエ風に演奏された。ザ・ナックの「My Sharona」が引用されていた。「Bolero」はもともと、アルバムのディスク1の中盤に収録されており、次の曲「Zoot Allures」につながってた。今回のシングルでは、観客の反応を見ながら「Bolero」を完全な形で披露した。この特別な長さは、他のリリースでは見ることができない。パッケージの裏表紙には、左側にはラヴェルの写真。右側にはザッパがジョン・ゴドウィンの著書「This Baffling World」を手にしている。